特集:「601号貸切走行」

@出発前 2004/12/23 

 始まりは2004/12/22の夜半に届いた一通のメールからだった。
福岡で北九州線車両の保存をされているM氏からメールで明日23日午前・午後と二回それぞれ、601号・701号の貸切走行をするので、参加されませんか?との問い合わせがありました。早速、午前の部(601号)に参加することにした。
午前中11時30分に浦上車庫に集合して、発起人のM氏と初めてお会いした。出発前に参加者みなさんで集合写真を一枚。この後お二人の方が到着して最終的に11家族。長崎電気軌道では電車一台を貸しきるのは7700円なので一家族あたりの負担金は770円でした。
ちなみに貸切は乗車区間によらず一回7700円です。コースもある程度希望を出せるようです。今回も浦上車庫→長崎駅前→大波止→築町→賑橋→公会堂前→蛍茶屋(2系統に同じ)でした。
A出発ぁ〜つ!!

 浦上車庫を出発して、今回の発起人M氏の挨拶です。中央のブルーのトレーナーがM氏です。
B前方視

 普段は走っている時電車の中からの撮影は、なかなか他のお客さんい迷惑になるので出来ないので、”今回は貸切ですので、写真どんどん撮っていいです。”と発起人さんから言われたので、いろいろ撮影させていただきました。
画像は大学病院前から浦上駅前間を疾走時に撮影しています。
Cレトロ調1

 こちらも、普段は他のお客さんにご迷惑をかけるので撮影できない室内画像です。尚、営業運転の時の電車は中吊り広告が沢山下がっているので、このように昔ながらの広告が一枚も無い画像も珍しいを思います。

ちなみに、長崎電気軌道で動態保存151号・168号・601号・701号・1051号は冷房・暖房装置がついていません。それゆえ現在では当たり前のようになった屋根上のエアコンの無いすっきりした外観になっています。
D出島

 室内からもっとも長崎らしい風景、出島商館あとです。ご覧の出島電停の一部もその昔、出島の一部だった場所に立っています。 電停にその説明の石碑が立っています。画像の中心下部がその石碑です。
お気づきかもしれませんが、長崎電気軌道の車両の窓は綺麗です。このように車内から撮影しても十分にそのとの風景を撮影できます。
Eレトロ調2

 601号旧熊本市電の内部装飾品も当時のまま保存されています。
内部の照明も、チューブランプと言われる、赤っぽい暖かい光の電球です。
Fレトロ調3

 降りる際に押すボタンも今では、なかなか見なくなった丸い形のボタンです。なつかぃ〜ぃ。
G顔

 601号の顔です。熊本から購入時には前面中央が突出し窓でしたが、昭和55年ごろに現在のような上部Hゴム固定、 下部上昇式に改造されました。熊本に入線した昭和28年当時に熊本で熊本大水害、後に昭和57年長崎大水害に遭遇と、 二度の大水害に遭遇したかわいそうな車体です。
Hステップかさ上げ

 長崎電気軌道の営業車はすべてステップかさ上げが完了していますが、先にも紹介した動態保存車両5両は、昔のままの低いステップのままです。 左の画像の206号と比べるとステップの高さの違いが判りますね。
I到着

 今回、思わぬ機会により、601号の試乗記を作ることが出来ました。今回お声をかけていただいた、北九州線車両の保存をされているM氏には大変感謝の言葉を申し上げます。 後日、M氏とメールのやり取りをした際に、次回貸切試乗会を行う際は早めにご連絡いただけるようにお約束をいただきました。長崎にも動態保存の電車には乗りたい方が沢山おられるでしょうから 次回は皆さんにもご連絡いたします。