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第六段松山町
第六段は松山町のお話です。
前回お話した西洋館が建っている”下の川”のカーブを曲がると、”大橋”までJRと平行して走る専用軌道になります。
下の川カーブを立ち上がりから、大橋方面へ電車の軌道を見ると上り線下り線共、松山の電停部分が”く”字に
曲がっているのに気が付くと思います。開業当時にはJR(当時は国鉄)よりの路線は直線で、”図1”のような配置に
なっていました。よって下の川から大橋方面へ進行してきた電車は、松山では降り口が右側に替わっていたのです。
昭和36年、田栗氏設計の360系(中ドア)電車の導入時に”図2”のような現在の軌道に変更になりました。
(中ドアのため、前ドアは左にしか無く右には下りることができませんよね。つい最近まで同じ理由で、中ドア車両は
石橋線に導入できませんでしたよね。)
当時は国鉄の路線も高架ではなく地上を走っていたために、軌道及び電停を移設しました。
始め気がついたときに、この専用線はスピードを出しすぎるので、わざとサーキットのシケイン
のようにスピードを落とさせるための物かと思いましたが違ったようです。(笑)
この専用線区間は事実スピードを出すので横揺れが楽しい路線でしたが・・・。(大爆)
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